富山県知事肖像

富山県知事 石井隆一

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「2019日台観光サミットin富山」開催結果について (令和元年7月5日)

【はじめに】

 5月23日から26日までの4日間、台湾からの訪日旅行・日本からの訪台旅行双方の促進と、相互交流人口の拡大を目標として、日台双方の旅行業界の経営者や観光業界のトップが一堂に集い、関係強化を図る「2019日台観光サミットin富山」を開催しました。

 サミット会議(24日)では、自然環境等観光資源の保全による持続可能な観光交流の促進や航空路線の充実による地方都市への誘客拡大等を軸とした「日台観光サミット 富山宣言」が取りまとめられたほか、交流会や県内視察を通じて、参加者の皆様に富山県の多彩な観光資源の魅力を紹介し、今後の台湾からの県内全域への一層の誘客を図るとともに、双方向の交流を促進するため、開催を契機とした富山-台北便のさらなる利用拡大やスポーツ分野での交流促進など、さまざまな分野での関係強化を図りました。

 その概要についてご報告します。

 

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2019.7. 5 

日ロ知事会議への参加報告について(令和元年5月30日)

<Ⅰ 要旨>

 全国知事会からの参加要請に基づき、令和元年5月12日(日)から14日(火)にかけて、モスクワで開催された「日ロ知事会議」に参加し、「日ロ関係における地域間協力の役割」等について、本県の取組みを紹介するとともに、ロシア側参加者と意見交換を行いました。

 知事会議の場において、日本とロシア各地との交流の促進のためにも、シベリア・ランド・ブリッジの高速化をできる限り早期に実現すべきことを提言、要請するとともに、あわせて、ロシア連邦院のマトヴィエンコ議長と二度も懇談させていただいたほか、コサチョフ ロシア連邦院国際問題委員長シュヴィトコイ 国際交流担当ロシア連邦大統領特別代表など、ロシア連邦の要人との個別会談の機会もいただきました。

 このほか、会議に参加された本県の友好提携先である沿海地方のコジェミャコ知事や、シアター・オリンピックスの共同開催都市であるサンクトペテルブルク市のベグロフ知事代行とも個別会談を行いました。

 また、モスクワ訪問の機会を利用し、ロシア連邦文化省のステパノフ次官を表敬訪問し、メディンスキー文化大臣へのシアター・オリンピックスの招待状をお渡しするとともに、共同開催となるサンクトペテルブルク市などとの今後の文化面の交流についてお力添えをお願いしました。

 さらに、FESCO(極東海運会社)本社を訪問し、イスリン社長に伏木富山港からウラジオストクを経由してモスクワなどへの物流の高速化に向けた働きかけも行い富山からモスクワまで15日間で運ぶとの言明をいただきました。

 今回の訪問の主な成果は次のとおりです。

 

1 シベリア・ランド・ブリッジの高速化

(1)日ロ知事会議の場において、シベリア・ランド・ブリッジについて、シベリア鉄道の高速化、定時化や通関手続きの迅速化の必要性などを、私から、①107年前、パリに遊学した夫 鉄幹に会うためにシベリア鉄道を利用した与謝野晶子が、11泊12日で新橋からモスクワに着いた事例や、②最近のシベリア鉄道を利用した貨物輸送の実証実験の結果などを紹介しながら提案し、これは実現可能性が十分にあり、日ロ双方にとってWin-Winの成果をもたらすことについて、会議参加者の理解を深めていただき、早期実現が必要との共通認識を醸成できたこと(会議には、日本側知事8人、ロシア側知事等22人のほか、マトヴィエンコ ロシア連邦院議長、コサチョフ ロシア連邦院国際問題委員長などが出席)

(2)ロシア連邦院のコサチョフ国際問題委員長とも個別に会談でき、シベリア・ランド・ブリッジの課題解決に向け、連邦院のお力添えをいただけるようお願いしたこと

(3)FESCOイスリン社長との会談の中で、同社長から、①富山からモスクワまでの所要日数について、「早道プロジェクト」として従前の24日程度を15日とし、その内訳として、海上輸送3日、通関・荷役2日、鉄道輸送10日に短縮するとの具体的な発言を引き出せたこと、②さらに、プーチン大統領からシベリア鉄道の高速化についての指示があったことも踏まえ、2024年までに、シベリア鉄道の輸送日数を、ウラジオストクからモスクワを越えて、ヨーロッパとの国境まで、現在の10日から7日に短縮したいとの発言も引き出せたこと

 

2 日本(富山県)とロシア(サンクトペテルブルク市)の共催によるシアター・オリンピックスのアピールと招待

(1)日ロ知事会議の場で、本年開催の第9回シアターオリンピックスを、富山県とサンクトペテルブルク市で共同開催することについて、富山県から説明し、アピールしたこと。知事会議参加者に対し、富山県は日本の地方の県だが、医薬品などのものづくり産業の集積のみでなく、世界で活躍する鈴木忠志芸術監督の本拠である演劇の聖地 利賀をはじめ、アートとデザインをつなぐ富山県美術館や伝統工芸など、文化面でも多彩な魅力があることや、豊かで美しい自然、多彩な食の魅力を有することをアピールできたこと

(2)ベグロフ サンクトペテルブルク知事代行との会談の中で、双方が協力し、シアターオリンピックスの大成功に向け取り組むこと、更にサンクトペテルブルク市と文化面などの交流を行うことについて確認できたこと

(3)シュヴィトコイ ロシア連邦大統領特別代表との会談では、同特別代表から、鈴木氏と石井知事からご招待を受け感謝する。2006年に開催された日露文化フォーラムに出席のため、富山県を訪れたことはよく憶えており、富山県利賀でのシアターオリンピックスに、ぜひ行きたい旨の発言をいただいたこと。

(4)ステパノフ ロシア文化相次官との会談では、同次官から、シアターオリンピックスについてのメディンスキー文化大臣への招待について感謝していること、日ロ文化フォーラム、シアターオリンピックスの実施も踏まえ、新たな令和の時代の日本において、富山県が文化面などで重要な役割を担うことを期待する旨の発言をいただいたこと

 

3 沿海地方との各分野の交流の具体化

 コジェミャコ沿海地方知事との会談では、1992年の友好提携以来の取組みの実績、2017年に締結した新たな協定を踏まえ、シベリア・ランド・ブリッジの高速化をはじめ、双方にとってウィンウィンとなる具体的な交流の取組みの推進について確認できたこと

 また、同知事からは、シベリア・ランド・ブリッジの高速化、通関手続の迅速化等についてFESCOに自らも働きかけたいこと、今後、ICTを活用した農業、廃棄物処理事業について、富山県内で参考となる適切な事例があれば視察を行いたいこと。また、ものづくり見本市についても招待状をいただければ、参加したいとの発言をいただいたこと

 

4 日ロ知事会議全体を通じての成果

(1)今回の日ロ知事会議を通じて、大統領、首相に次いで、ロシアでは序列第三位のマトヴィエンコ議長と二度も懇談の機会をいただいたこと。また、知事会議や個別の懇談の中で、シベリア・ランド・ブリッジの高速化の提言、シアター・オリンピックス等の文化面での交流など、具体的な取組み推進について意見交換や確認ができたこと

(2)また、マトヴィエンコ議長からは、次回の日ロ知事会議は日本で、その次はロシアで開催したい。その際、地域間交流が重要で、ロシアはモスクワだけでない、日本も東京だけではないとの認識に立って、ロシアの地方都市で開催したい旨発言いただいたこと

(3)FESCOのイスリン社長と直接会談し、伏木富山港-ウラジオストク-モスクワまでの「早道プロジェクト」により、具体的に所要日数の内訳を示し、合計15日間とするという明確な言明をいただくことができたこと

 

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2019.5.30 

北京での一帯一路国際協力サミットフォーラムへの参加と伝統工芸・観光PR、古北水鎮視察等の報告について(令和元年5月9日)

<Ⅰ 要旨>

 平成31年4月22日(月)から26日(金)にかけて、中国・北京を訪問し、37か国の首脳や政府要人、国連事務総長など外国から5,000人近くが参加した第2回一帯一路国際協力サミットフォーラムの地方協力分科会に出席するとともに、富山―上海便の拡充を含め日中間の航空ネットワークの制限緩和本県の観光、伝統工芸のPR、シアター・オリンピックスに向けた鈴木忠志氏との意見交換、古北水鎮の視察等を行いました。また、二階自民党幹事長のご配慮習近平主席と会談する日本国代表団の一員に加えていただき、誠に光栄に存じました。

 その要旨は次のとおりです。

 

1 一帯一路国際協力サミットフォーラムで日本の地方の代表として意見発表

(1)富山県と遼寧省など中国との交流実績と今後の交流拡大

・日中国交回復に尽力された故松村謙三先生のふるさとであること

・遼寧省と35年にわたり経済・文化・人的交流を続けてきていること

・伝統工芸品の魅力の発信、県産米等の輸出、シアター・オリンピックスなどの文化面での交流や、立山黒部の世界ブランド化、美しい富山湾などの観光についてのアピール

(2)富山空港などの地方空港と中国との航空ネットワークの拡充

・一帯一路の理念・プランを進めていくためには、国境を越えて地方間を結ぶ航空ネットワークの拡充が極めて重要であること

・そのため、上海空港北京大興空港から富山空港をはじめ日本の地方空港への発着便数を増加できるよう、日中政府間で決められた現行の制限を緩和する必要があること

 

2 習近平主席と自由民主党の二階幹事長との会談に同席

(1)日中関係の大幅な改善と深化

・二階幹事長は安倍総理の親書を手渡し、6月に大阪で開催されるG20首脳会議に合わせた来日を招請し、習主席は日本訪問を明言されたこと

大幅に改善された両国関係をさらに深化させる必要性について習主席と二階幹事長とで一致し、青少年交流などを積極的に進めることとなったこと

(2)歴史的な場面に富山県知事として同席できたことは、誠に光栄

・会談は終始和やかな雰囲気のもとに進められ、習主席二階幹事長との間のこれまでの積重ねの上に立った深い信頼関係があること、及び日中関係の大きな改善を実感できたこと

習主席と会談する日本国代表団の一員として同席でき、さらに習首席にご挨拶、握手する機会もいただき、誠に光栄に思うとともに、日中関係改善の歴史的な場面に立ち会えたことに感激したこと

 

3 中国の政府関係機関への要請・働きかけ

上海空港北京大興空港から富山空港をはじめ日本の地方空港への発着便数についての日中間の現行制限の緩和について、中国民用航空局中国共産党対外連絡部中国人民対外友好協会中日友好協会などに強く要請、働きかけを行い、前向きに検討をいただく方向となったこと

 

4 本県の観光や伝統工芸をPR

(1)観光

・本県観光の説明会や商談会を実施したところ、熱心な商談が行われ、一般観光客のニーズにも応えるとともに、富裕層向けの旅行商品を求める声もあったこと

・また、有力旅行会社である中青旅株式会社を訪問し、旧知の高志権副総裁から富山県への送客について積極的なご助言をいただき、今後の連携協力について確認できたこと

(2)伝統工芸

・本県の伝統工芸品のPR展示会と実演等を行ったところ、非常に関心が高く、ニューヨーク、パリ、ミラノのみでなく、中国・北京本県工芸品の販路として大いに可能性があることを感じたこと

 

5 シアター・オリンピックスに向けた意見交換など

(1)鈴木忠志氏との意見交換

・今年夏に、利賀・黒部で開催されるシアター・オリンピックスに向けて、芸術監督である鈴木忠志氏と意見交換を行ったこと

(2)古北水鎮の視察

・鈴木氏の助言をもとに作られた大規模な野外劇場等の視察や、スズキメソッドによる演劇塾(中国各地からのプロの俳優や演劇の指導者などが数十名参加)を視察し、鈴木忠志氏に対する中国の演劇関係者などの深い敬意と信頼を実感したこと

 

6 なお、北京空港に向かうため、富山-大連便を活用した際、大連周水子国際空港内で南方航空の楊涛(ようとう)副総経理とお会いし、昨年10月29日からの週3便への増便のお礼を申し上げ、また、今後の富山-大連便の観光やビジネス面での利用拡大に向け双方の取組みの充実について協議しました。

 

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2019.5. 9 

「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアムについて
~国の地方大学・地域産業創生事業への選定(10月19日)と今後の取組みの方向について~
                             (2018年12月28日)

<要旨>

 去る10月19日(金)、国の「地方大学・地域産業創生事業」の交付金による支援対象として、本県の「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアムの取組みが、全国でわずか7件のうちの一つとして選ばれました。

 今後とも、県内医薬品産業が早期に医薬品生産金額1兆円産業となることを目指して、産学官連携をさらに充実・強化し、研究開発や人材育成などにしっかり取り組むことなどにより、富山県が日本の地方創生のフロントランナーとしてのご評価をいただけるよう努めてまいります。

 なお、本県ゆかりの本庶佑先生のノーベル賞のご受賞はもちろん、髙津聖志薬総研所長のバイオインダストリー大賞のご受賞も誠にうれしく、お二人には、各々のお立場で、今後とも、本コンソーシアムの取組みや本県医薬品産業の発展にご助言、ご尽力をいただけるよう、期待しております。

 以下に、これまでの経緯や研究開発の内容などについて、詳しくご報告します。

                                      (2018年12月28日)

 

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2018.12.28 

黒部ルートの一般開放・旅行商品化に関する協定締結(2018年10月17日)について

<要旨>

 10月17日(水)、1956年(昭和31年)以来、60年余にも及ぶ懸案であった黒部ルートの一般開放・旅行商品化に関する協定を、関西電力の岩根社長と締結することができました。これにより、2019年度から概ね5年間、万々一の場合に備えて万全を期すための安全工事を実施したうえで、2024年度から最大1万人規模の一般開放・旅行商品化が実現することになりました。多くの県民の皆様や山岳観光・産業観光に関心の高い内外の方々の長年の夢や希望の実現に向けた大きな前進となり、誠に感慨深く思いますとともに、ご支援、ご協力いただいた国会議員や関係省庁、県議会の皆様をはじめ多くの関係の方々に心から感謝申し上げます。

 以下に、その意義、主な内容などについてご報告します。

                                       (2018.11.21)

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2018.11.21 

富山県友好・経済・観光訪問団の遼寧省訪問の報告について(2018年10月4日)

 8月5日(日)から8月8日(水)にかけて、日中平和友好条約締結40周年等を記念し、富山県友好・経済・観光訪問団の団長を務めさせていただき、県内各界の代表者の方々とともに、遼寧省を訪問し、唐一軍省長をはじめ同省や大連市、南方航空大連分公司などの代表の方々と懇談するとともに、各種の記念行事などにも参加しました。また、同時期に訪中された、県議会議員の皆様にも、大半の訪問先でご同行いただき、心強く思いました。

 今回の訪問の主な成果は次のとおりです。

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2018.10. 4 

大伴家持生誕1300年記念式典について(8月20日)

<要旨>

 7月28日(土)、大伴家持生誕1300年記念式典は、県内の各界の皆様や、内外の文芸愛好家や一般参加者など約1,000名が出席され、文化の式典にふさわしい華やかな雰囲気の中、県民会館において開催され、あわせて、今般創設した「大伴家持文学賞」及び「高志の国詩歌賞」の贈呈式なども実施されました。

 以下に、その趣旨、主な内容などについてご報告します。

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2018.8.20 

「世界で最も美しい湾クラブ」フランス総会等への出席参加結果報告について(5月7日)

<要旨>

 4月16日(月)深夜から21日(土)にかけて、「世界で最も美しい湾クラブ」2019年総会の本県開催の正式決定に向けてフランスを訪問し、湾クラブ総会でプレゼンテーションを行い、幸い、日本初の湾クラブ総会の富山県開催を正式決定いただきました。

 また、この機会に、パリで開催された「とやま伝統工芸PR展示会」を視察・激励するとともに、在フランス日本大使公邸での交流会を同大使館と共催し、とやまの伝統工芸のPRに努めました。

 さらに、スイスにある世界有数の船会社「MSCクルーズ社」を訪問し、同社のクルーズ客船の伏木富山港への寄港のお礼を申しあげるとともに、今後の寄港の拡充を要請するため、オノラートCEOなどとお会いし、懇談しました。 

 

 本稿では、今回のフランス及びスイスへの訪問のうち特に印象深かった事項について少し詳しく報告します。なお、フランス訪問については「美しい富山湾クラブ」の永原功会長などにご同行いただきました。フランス、スイスを通しての全体行程は、最終頁に掲載しております。

 

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2018.5. 7 

 富山県美術館が、3月の一部開館、4月の「オノマトペの屋上」の開園に続き、8月26日に全面開館しました。記念式典・レセプションには、県内外から約300名のご来賓の皆さんにご参加いただき、富山県の新たな美の殿堂のスタートをともにお祝いしました。28日には、前日、来県された黒岩神奈川県知事を美術館にご案内したところ、事前の期待を超えたすばらしい美術館であるとの感想をいただきました。なお、9月1日には、美術館の移転開館効果は年間約32億円であるとの日本政策投資銀行のレポートが発表されました。(9月22日)

1 富山県美術館全面開館の記念式典

 富山県美術館が、3月25日の一部開館、4月29日の屋上庭園「オノマトペの屋上」の開園に続き、8月26日(土)に全面開館いたしました。この日は、前日までの激しい雨が嘘のように素晴らしい好天に恵まれ、開館にふさわしい日となりました。

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2017.9.22 

「海のあるスイス」先進地調査団等派遣結果報告について(8月25日)

<要旨>

 8月7日(月)の深夜から8月13日(日)にかけて、「海のあるスイス」先進地調査団の団長として、経済・観光関係の皆様とともに、フランス・スイス等を訪問しました。

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2017.8.25