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富山県知事 石井隆一

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第26回世界少年野球大会が、世界5大陸から約350名の子どもたちを迎え、開催されました。(平成28年8月26日)

 世界5大陸から約350名が参加し、8月17日から9日間、第26回世界少年野球大会が開催されました。19日に高岡西部総合公園野球場で開会式が行われた後、世界の王貞治さんをバッターボックスに迎え、光栄なことに私がマウンドに上がって始球式を行うことになりました。万一にも、王さんにデッドボールを投げてはいけないと一心に念じたためか、やや山なりのストライクが入り、安堵しました。参加した子どもたちには、野球を通して、国や文化、言語の違いを越えて、友情や絆を育み、未来につなげていってほしいと願っています。

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 平成28年8月17日(木)から25日までの9日間、世界5大陸の15の国と地域から約350名の子どもたちと王貞治理事長はじめ多くの関係の皆様に参加していただき、第26回世界少年野球大会富山大会が開催されました。

(1)ウェルカムパーティー(8月18日(木))

 パーティでは、王貞治一般財団法人世界少年野球推進財団理事長(組織委員会会長)が世界少年野球大会の意義などを簡潔に述べられたうえ、「積極的に交流し、たくさんの友だちをつくってください。一週間後の成長を楽しみにしています。」と挨拶されました。続いて、私が開催県を代表し「野球や交流行事を通じ、この富山で友情と親善の輪を広げ、心に残る思い出をたくさんつくってください。」「なお、この度、富山県出身の2人の女子選手がリオ・オリンピックのレスリングと柔道で2つの金メダルをとりました。」と申し上げたら、子どもたちはじめ会場から拍手と歓声がおこりました。開催地の髙橋高岡市長、夏野射水市長、本川氷見市長、夏野砺波市長、櫻井小矢部市長、田中南砺市長にもご出席いただき、各市の自然、文化や食、スポーツなどについてPRしていただきました。

 また、各国から参加した子どもたちの紹介や母国語での挨拶に加え、侍ジャパン公式マスコット「応援侍たまベヱ」の出演もあり、パーティ会場は大いに盛り上がりました。

 

 

1ウェルカムパーティ.jpg 

 パーティの途中には、大江戸助六太鼓の演奏者「良鳴竜一とボルクレイス」による和太鼓の演奏があり、胸に響く音色と一糸乱れぬ演奏者のばちさばきに、子どもたちの目は釘づけでした。海外から参加した子どもたちや指導者のみなさんにとっては、異国の文化にふれる貴重な経験となったようです。

 

 

2和太鼓の演奏.jpg 

(2)開会式と始球式(8月19日(金))

 8月19日(金)、開会式が行われ、入場行進では、「イチ、ニー、イチ、ニー」と号令を掛ける子どもたちの元気の良い声が球場にこだましました。引き続いて行われた始球式では、私がピッチャーとしてマウンドに上がり、球審を務めた髙橋高岡市長の「プレイボール」のコールの後、世界のホームラン王の王理事長へ向かって投球しました。万一にも、王さんにデッドボールを投げてはいけないと一心に念じたためか、やや山なりのストライクが入り、安堵しました。王さんは、空振りして下さった上に、私に「ナイスボール」と声を掛けてくださいました。一塁側のダッグアウト前で折りたたみ椅子に座って観戦されていた市長、経済人、野球関係者の方々の概ねの予想では、マウンドからホームベースまで16m、知事のボールはホームベースにとても届かないだろう、ということだったそうで、ボールがストライクとなったその時、一瞬、静まりかえった上で歓声があがり、大変有難く、うれしく思いました。

 子どもたちとの記念写真の合い間に、王理事長に「この世界少年野球大会は素晴らしい企画ですね。でも、毎回の準備も大変でしょうし、ご多忙の王理事長がこれまで26回も続けてこられたのは本当に凄いことですね。」と申し上げましたら、「皆さんのご協力、ご尽力のお陰です。毎回、子どもたちのキラキラした目、野球を全く知らなかった子が数日でどんどん成長する、言葉の壁も乗り越えてすっかり仲良くなっていく姿を見ると、うれしく、これからも続けたいと思うんです。」とのご返事でした。子どもたちの未来に向けた熱い思いや温かく謙虚なお人柄の一端にふれ、感動しました。

 

 

3始球式、記念盾とサインボール.jpg 

(3)野球教室、交流試合、交流行事

 開会式後、早速大会プログラムがスタートし、24日までの6日間の日程で野球教室、交流試合、交流行事を行いました。

 野球教室では、13の国・地域の子どもたち125名が世界野球ソフトボール連盟コーチから野球の技術を学び、交流試合では、中華台北と香港チームが県西部の開催6市12チームと対戦しました。また、交流行事では、子どもたちに、ドラえもん誕生物語を描いた高岡市の藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーをはじめ、合掌造りの世界遺産や「海の貴婦人」帆船海王丸見学、漁村文化体験等、本県の豊かで美しい自然や多彩な歴史・文化を体感してもらいました。ここ富山県でたくさんの良い思い出をつくってくれたことと思います。

 

 

4-1交流行事の様子.jpg4-2交流行事の様子.jpg 

(4)むすび

 8月25日、子どもたちは笑顔いっぱい、思い出いっぱいの充実した表情でそれぞれの帰路に着きました。前の晩、明日帰国したくないと別れを惜しみ、涙を流した子どもたちも少なくなかったと伺いました。大会スローガン「未来へつなぐ、笑顔と元気!富山でPlay Ball!」にもあるように、参加した子どもたちには、国や文化、言語の違いを越えて、この大会で深めた友情や絆を未来につなげていってくれることを願っています。

 

 

5記念撮影、最後のお別れ.jpg

2016.8.26