富山県知事肖像

富山県知事 石井隆一

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平成28年9月12日(月)に、田知本 遥選手、登坂 絵莉選手の金メダル獲得の偉業を称え、「富山県民栄誉賞贈呈式」等関連行事を挙行いたしました。(平成28年10月4日)

 8月にブラジル・リオデジャネイロで開催された、第31回オリンピック競技大会において、本県射水市ご出身の田知本遥選手、並びに高岡市ご出身の登坂絵莉選手が、それぞれ、柔道女子70キロ級、レスリング女子48キロ級の日本代表として出場され、見事に金メダルを獲得されました。オリンピック個人種目で本県選手が金メダルを獲得されたのは、夏季、冬季を通じて今大会が初めてであることに加え、田知本選手、登坂選手のお二人の金メダリストが一度に誕生しましたことは、誠に喜ばしい限りであり、まさに快挙というほかはありません。

 

1選手出迎え.jpg

 県では各界有識者からなる県民栄誉賞検討委員会(座長永原功氏(東京オリンピック・パラリンピック戦略会議会長、北陸経済連合会名誉会長))を開催し全会一致でご賛同いただいたことから、お二人に富山県民栄誉賞を贈ることとし、9月12日に贈呈式等関連行事が挙行されました。

 まず県民会館でお二人が卒業された小中学校や高校の児童・生徒の皆さんをはじめ約1,100名の方々が出席されて、祝賀の気持ちに溢れた、温かく、さわやかな雰囲気で贈呈式が取り行われました。引き続いてのパレードは、あいにく少し雨も降りましたが、二人の金メダリストを一目見ようと、約2万2千人もの県民の皆様が参集され、県警音楽隊やカラーガード隊が先導し、沿道の皆さんも「金メダルおめでとう」とか「田知本選手、登坂選手おめでとう」といった思い思いの横断幕、小旗などを持参され、あちこちから2人をお祝いするかけ声が飛び交うなど、大変華やかで賑やかなセレモニーとなりました。改めてスポーツの素晴らしさを実感した次第です。4年後に開催される東京オリンピック・パラリンピックでもお二人はもとより本県選手が大活躍されることを心から念願しております。

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(1)県庁表敬(14:20~14:40)

 芝園小学校の児童や一般県民の皆さんなど、約500名が県庁構内で待ち受ける中、真紅の日本選手団ユニフォームに身を包んだお二人が、金メダルを首にかけて、県庁駐車場入り口に到着しました。出迎えた方々から「おめでとう!!」と大きな声を掛けられ、少しはにかんだように歩く田知本選手と、「感動をありがとう!!」という声に、ハイタッチで応えながら正面玄関に向かって進む登坂選手。県庁正面玄関で小中学生の代表者から花束を贈呈され、出迎えていただいた大勢の皆さんに向かって、手を振って応えた両選手の姿を見て、二人が柔道とレスリングで各々金メダルを獲得した瞬間の感動が蘇り、思わず目頭が熱くなりました。

 その後、両選手に知事室を訪問していただき、リオでの金メダル獲得に至るまでの印象深い試合やリオ・オリンピック出場までのご苦心やご精進の様子などについて各々お話いただきました。その中で、登坂選手から、選手村で田知本選手に金メダルを見せてもらい「絶対私もこの色のメダルが欲しい」という思いを更に強くしたとのお話を伺いました。本県選手お二人の金メダルリレーにまつわるエピソードを伺い、改めて「富山に生まれ育ったお二人の絆」を、感じた次第です。また、田知本選手は試合の3日前に稽古するかどうか悩んだ末、1日休養したことで、リフレッシュでき、試合当日は最高のコンディションで迎えることが出来たそうです。4年前のロンドンオリンピックで7位と、それでも大変素晴らしいと思いますが、ご本人としては大変悔しい思いをされた経験をしっかり活かして、今回の快挙を成し遂げられたことを印象深く伺いました。

 その後、思いがけず、お二人から、「知事さんどうぞ」と各々金メダルを首にかけていただき、感激しました。金メダルは想像していたよりもずっと重く、ありがたく感じました。

 

2知事表敬.jpg 

(2)県民栄誉賞贈呈式(15:00~15:50)

 15:00から県民会館で行われた県民栄誉賞贈呈式は、お二人が卒業された小中学校や高校の児童、生徒の皆さんや、県内各界各層の方々、一般参加者など約1100名が出席され、お祝いの熱気に満ち、盛大でかつ、スポーツの栄誉賞にふさわしい爽やかな雰囲気の中、挙行されました。

 

3県民栄誉賞贈呈式.jpg 

 私はあいさつの中で、「日頃の精進と厳しい練習の積み重ねが実を結び、世界中が注目するオリンピックの大舞台でこうした偉業を成し遂げられましたことは、大変素晴らしくまさに県民の誇りであります。」「両選手のご活躍は、県民はもとより国民の皆さんに勇気と感動、子供たちに夢と希望を与えてくださるとともに、人が輝く「元気とやまの創造」を目指し、全国、世界で活躍できる選手の育成等に全力で取り組んできた富山県の名を大いに高めていただきました。」と称えさせていただきました。今回のお二人の金メダル獲得はまさに、ご本人のたゆまぬ不屈の努力、精進はもとよりご家族や指導者などのご尽力、ご協力のお陰でありますが、これまで、ジュニアからの一貫指導や、様々な支援体制のもと、県体育協会、各競技団体、サポート企業等の様々な選手強化の取組みの積重ねの成果でもあり、長年にわたる関係者の皆さんのご努力にも感謝申し上げる次第です。

 あいさつに引き続き、県民栄誉賞の表彰状と副賞を贈呈しました。副賞は、城端蒔絵 塗師屋治五右衛門 16代目 小原 好喬(おはら よしとも)氏作の作品で、田知本選手には射水市の花木「紫陽花(額紫陽花 花言葉:謙虚)」を、登坂選手には、高岡市の花木「サクラ(江戸彼岸 花言葉:個々の平安)」を、各々モチーフにしたものを贈りました。

 

4記念品.jpg 

 来賓として、橘慶一郎復興副大臣、堂故茂参議院議員、県議会大野久芳議長、県民栄誉賞検討委員会の座長を務めていただいた永原功北陸経済連合会名誉会長、高橋高岡市長、夏野射水市長などにご臨席いただき、橘副大臣、堂故参議院議員、大野議長にご祝辞をいただきました。式の後半で会場の皆様からのインタビューの機会を設けましたが、小学生や中学生の皆さんが「今まで、金メダルを取るために、たくさん頑張ってきたと思いますが、その中で一番心に残っていることは何ですか」「リオオリンピックの後の目標は何でしょうか」など、憧れの先輩たちに目を輝かせながら質問している姿が印象的でした。

 

5贈呈式の様子.jpg 

(3)祝賀パレード(16001640

 贈呈式後の祝賀パレードは、残念ながら時折少し雨が降る天候となりましたが、2人をお祝いするメッセージが書かれた横断幕や小旗、うちわを手に持った約22千人の県民の皆様が沿道を埋め尽くしていました。選手達も、「頑張ったね」、「(感動を)ありがとう」などの声援に「応援ありがとうございました」と声を返し、手を振りながら満面の笑顔で応えていました。

 

6祝賀パレード①.jpg7祝賀パレード②.jpg8祝賀パレード③.jpg 

(4)祝賀会(17:30~19:00)

 私のあいさつの後、髙橋高岡市長、夏野射水市長からご祝辞をいただき、北陸経済連合会 永原名誉会長のご発声で祝賀の乾杯をしました。ご挨拶の中で私から田知本選手が金メダルを勝ち獲った決勝戦で、敗れた相手選手に手を差し伸べて助け起こした姿に敗者への思いやりのある日本の武道の精神をみたようで感動したこと、登坂選手が明るく人なつこい人柄で「ボニータ(かわいい)」とポルトガル語で呼ばれてブラジルで人気があったとされたことなどにもふれ、両選手の東京オリンピックも含めた今後の益々のご活躍を心からお祈り申し上げる旨、をお話しました。

 会の途中で、お二人のオリンピックでの栄光をまとめた映像をご覧いただき、感動が蘇ったところで、JOC福田富昭名誉委員と富山県商工会議所連合会 髙木繁雄会長、これまで両選手を支えて来られた県柔道連盟 橘川謙三会長、県レスリング協会平井芳一会長からスピーチをいただきました。選手お二人があいさつされた後、中学時代の指導者である、朽木淳司氏、角地山豊氏の花束贈呈の後、大野議長の万歳で、お二人を祝福しました。

 

9祝賀会.jpg 

(5)むすび

 このたび、多くの県民の皆様とともに、田知本遥選手、登坂絵莉選手の金メダル獲得の偉業を「富山県民栄誉賞」の表彰として祝福できたことは、誠に喜ばしく、私自身も感激に堪えない大切なイベントとなりました。この感動と盛り上がりを追い風に、2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて更なるスポーツ振興に取り組む気持ちを新たにしました。

 なお、その後、リオ・パラリンピックのボッチャ団体戦で藤井友里子選手が見事に銀メダルを獲得されたことは誠に喜ばしいことです。

 県民栄誉賞検討委員会でご議論いただき全会一致で県民栄誉賞を贈呈させていただくこととしております。贈呈式等は藤井選手や関係の皆様のお考えや日程をお伺いし、今のところ、11月上旬に執り行なう方向で検討を進めております。

 

10祝賀パレードの様子.jpg

2016.10. 4